令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 計算力学

計算力学(1)

座長:吉川 仁(京都大学)

[CS5-02] NURBSソリッド要素を用いた曲がりばりのアイソジオメトリック解析

〇唐澤 奈央子1、長谷部 寛1 (1.日本大学)

キーワード:アイソジオメトリック解析、NURBS基底関数、ガウス積分、曲がりばり

橋梁などの土木構造物の設計において、詳細な検討には有限要素解析が用いられる。しかし有限要素解析はメッシュ生成にかかる時間的割合が多く、またCADで描いた形状データをメッシュ生成ソフトに渡す過程で形状誤差を生じやすい。近年幅広い分野で用いられるようになってきたアイソジオメトリック解析ではそれらの課題を解決することができるが、橋梁の構造解析に用いられた事例はまだ少ない。本研究では、橋梁の構造設計へのアイソジオメトリック解析の導入を目指し、アーチ橋のような曲線で描かれた部材(曲がりばり)の解析を対象に、NURBSソリッド要素の性能を検討した。その結果,十分な精度の解を得られることを確認した。

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