[CS5-03] 演算子積分時間領域境界要素法を用いた球状空洞に対する3次元粘弾性波動散乱解析
キーワード:時間領域境界要素法、演算子積分法、粘弾性波動
粘弾性波動問題では, 波動が分散性を示すことから, 時間領域境界要素解析に必要な時間域での基本解が閉じた形で求まらないことが問題であった. しかし, 時間方向の離散化に対し演算子積分法を用いることで, それらの問題を解決した新たな時間領域境界要素法(演算子積分時間領域境界要素法) が提案された. その手法は, これまで2次元粘弾性面外・面内波動問題に適用されてきたが,3次元外部粘弾性波動解析はほとんど行われていないのが現状である. そこで, 本研究では, 3次元粘弾性波動問題に対する演算子積分時間領域境界要素法の定式化を行う. 後に, 球状空洞による粘弾性波動の散乱解析結果を示すことで, 本手法の有効性を確認する.
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