[CS6-07] FRP引抜成形部材ボルト継手部の疲労強度
キーワード:FRP引抜成形部材、疲労強度、支圧接合
繊維強化プラスチック(FRP)は軽量で耐食性に優れる材料であり,近年は連続引抜成形法の開発により大断面部材を効率的に製造できる環境が整いつつある.FRP 部材の機械的接合には支圧接合継手が用いられるがその疲労特性は明らかになっていない.本研究では,連続引抜成形法で製造したFRP部材の支圧接合継手と,有孔平板の引張疲労試験を行った.その結果,疲労き裂は円孔の縁から発生し,部材軸方向へと進展した.また,疲労試験を再現した有限要素解析を行い,き裂の発生箇所の最大主ひずみ範囲と疲労寿命の間に相関があることが分かった.
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