令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 複合構造物

ずれ止め,合成桁

座長:平 陽兵(鹿島建設)

[CS6-09] 数値解析によるスタッドの配置間隔を変化させた合成桁の耐荷性状評価

〇田口 大貴1、斉藤 成彦1、佐藤 賢之介1 (1.山梨大学)

キーワード:合成桁、数値解析、FEM、RBSM

鋼・コンクリート合成桁は代表的な合成部材の一つであり,断面の効率性や経済性に優れるため多くの施工例がみられる.合成桁を含む複合構造物は接合部を有し,複雑な耐荷機構を示すため,より合理的な設計を行うためには接合部の非線形性を考慮した耐荷性状の評価が必要である.本研究では,コンクリートに対してはRBSMを,鋼板に対しては非線形シェル有限要素を適用した非線形数値解析を用い,鋼・コンクリート合成桁の解析を試みた.実験結果との比較により解析結果の精度を検証するとともに,スタッドの配置間隔が耐荷性状に及ぼす影響について検討した.

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