[CS6-11] 火災後における鋼コンクリート合成桁の合成挙動に関する研究
キーワード:火災、鋼コンクリート合成桁、弾性合成理論、フレキシビリティ定数
橋梁の火災事故が社会に甚大な影響を及ぼしているが,明確な鎮火後の被災度判定が確立されていない.被災度判定に適用されている温度や火災時の許容耐火温度は,材料単体の実験結果(材料レベル)から定められたものであり,構造レベルとして評価されたものではないのが現状である.そこで,著者らは,火災後,鋼橋を構成する材料の力学特性の変化が構造性能に及ぼす影響を評価するにあたり,鋼コンクリート合成桁を対象に加熱温度をパラメータとした加熱前後の静的載荷試験を行い,その挙動の確認を行っている.本稿では,火災時の合成桁の温度分布,火災後の合成挙動を数値解析により再現し,解析手法の妥当性を検証した結果について報告する.
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