令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 複合構造物

ずれ止め,合成桁

座長:平 陽兵(鹿島建設)

[CS6-12] 補強筋による拘束条件がPBLのせん断耐荷性能に与える影響に関する基礎的検討

〇宗本 理1、鈴木 森晶1、嶋口 儀之1 (1.愛知工業大学)

キーワード:孔あき鋼板ジベル、せん断耐荷性能、補強筋、拘束条件

近年,合成構造物の多様化にともない,複合構造形式の接合部では従来から適用されているスタッドジベルとともに,限定される施工条件でも高いせん断抵抗を期待できる孔あき鋼板ジベル(以下,PBL)の適用事例が増加している.一方で,施工条件に依存しやすい配筋やコンクリートの母材寸法の影響に関する知見は数少ないのが現状である.そこで本研究では,補強筋による拘束条件がPBLの耐荷性能に及ぼす影響を把握するため,配筋位置やコンクリートの母材寸法を変えたPBLを対象に静的押抜きせん断試験を実施した.その結果,PBLのせん断耐荷性能はこれらの拘束条件に影響することや各ケースの補強筋による拘束効果を確認した.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン