令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 複合構造物

ずれ止め,合成桁

座長:平 陽兵(鹿島建設)

[CS6-15] コの字鉄筋を用いたずれ止めせん断載荷試験

〇田口 隆治1、安保 知紀1、斉藤 雅充2、中田 裕喜2 (1.鉄建建設、2.鉄道総合技術研究所)

キーワード:ずれ止め、ラーメン高架橋、矩形CFT、鋼・コンクリート複合構造

現場の施工性を向上するために,筆者らは縦梁に矩形CFT梁を用いたラーメン高架橋の適用を検討している.この矩形CFT梁とRCスラブの間にはずれ止めを設けて接合する必要がある.ずれ止めの溶接は鋼・コンクリート複合構造物において製作費を高くする要因の一つである.そこで,溶接を必要としないずれ止め工法の開発を目的として,コの字鉄筋を用いたずれ止めを考案し,このずれ止めを用いて接合した試験体のせん断載荷試験を実施した.試験結果から,コの字鉄筋を貫通させるCFT孔内のコンクリートの充填状況により初期剛性,最大せん断力およびずれ変位量が変化することを確認した.

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