[CS7-02] 軍用橋から市民の橋へ -工兵橋-
キーワード:吊り橋、軍用橋、被爆
工兵橋は,広島市内を流れる京橋川に架かる,幅員1.8m,橋長77.9mの広島市内唯一の吊り橋で,中区白島北町と東区牛田本町を繋いでいる.明治22(1889)年に旧陸軍工兵第5連隊駐屯地と演習場を結ぶため,駐屯していた工兵隊によって架けられた軍用の橋であった.洪水による流出や原子爆弾投下,老朽化による撤去の危機はあったが,架橋して約130年,その間,軍用橋から市民の橋となりその名は受け継がれてきた.平和都市広島の象徴として,また水の都ひろしまにふさわしい景観の一部として,次の世代に残すべきこの工兵橋を紹介する.
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