令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 橋と社会

橋と社会(2)

座長:石井 博典(横河ブリッジホールディングス)

[CS7-07] 市民参画型の橋梁点検および意思決定に向けた検討

〇村尾 彩希1、金  哲佑1、谷  直彦2 (1.京都大学大学院、2.パシフィックコンサルタンツ株式会社)

キーワード:意思決定、スマートフォンアプリケーション、テキストマイニング、画像認識

本研究では,橋梁の維持管理の効率化および市民の意識向上を目的とし,市民が橋梁の維持管理に参画できる仕組みとして,スマートフォンのアプリケーションを用いて定期点検を行わない期間中の点検を支援する方法を検討する.市民が発信する非専門的な情報から維持管理に関わる情報を復習の手法を用いて複合的に補修優先度を決定するシステムの構築を目指す.各手法への適用の結果,テキストマイニングが橋梁状態の把握に有効な手法であること,損傷に関する技術者と市民の間の判断では,損傷ごとに相関が異なること,画像認識による損傷形態の検出は実用化に向けて精度向上が求められることが分かった.

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