令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 橋と社会

橋と社会(2)

座長:石井 博典(横河ブリッジホールディングス)

[CS7-09] 地域間産業連関表による本四架橋の経済効果分析

〇小山 智1、佐藤 高通1、濱部 夏帆1、遠香 尚史2 (1.本州四国連絡高速道路、2.三菱UFJリサーチ&コンサルティング)

キーワード:地域間産業連関表

本四架橋の供用により、本州と四国間の自動車交通量が約3.4倍、自動車貨物流動量が約2.5倍と大幅に増加した。
これらの増加が日本経済にどのようなインパクトを与えているのか定量的に把握するため、地域間、産業間の取引額が整理されている地域間産業連関表を用いて経済波及効果を推計した。
具体的には、地域間産業連関表をもとに実際の本州と四国間の交易額から本四高速道路利用分を抽出(減少)させ、地域間産業連関表より導き出されるモデル式を用いて本四高速道路がない場合の縮小した粗付加価値額を推計。実際の経済指標(本四高速道路がある場合)と比較することにより、本四架橋の効果額を計測した。

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