Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

[共通セッション] 道路橋床版の点検診断と長寿命化技術

道路橋床版の点検診断と長寿命化技術(2)

Chair:Yasushi Tanaka

[CS8-14] Measurement of relative permittivity of floor slab specimen and measurement of propagation velocity difference of electromagnetic wave in water layer.

〇Tadashi Matsumoto1, Tsubasa Noda1, Masahiro Ishida1, Fumihiko Kanazawa1 (1.Public Works Research Institute)

Keywords:RC Slab, scaling, Phase, Propagation speed, relative permittivity, microwave rader

近年、我が国の道路橋におけるRC床版は砂利化や土砂化といった損傷が顕著になってきており、これらを検知する手法として電磁波レーダ法がよく用いられている。この電磁波レーダで取得したデータは比誘電率を用いて床版の内部構造のモデル化を行うが、その比誘電率は調査企業等によって大きくバラつきがある。また、解析では滞水などの異常があった場合には、その多くが定性的な評価指標で各々が運用しているなどの実態がある。これらの背景を踏まえ、本研究では、直轄国道の舗装構成を模擬した供試体を用い、乾湿の状態を変えながら比誘電率を計測した。また内部に水層が介在する場合に生じる電磁波の伝播速度差も計測した。

Please log in with your participant account.
» Participant Log In