令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 道路橋床版の点検診断と長寿命化技術

道路橋床版の点検診断と長寿命化技術(3)

座長:塩永 亮介(IHI)

[CS8-18] 剛版を介して載荷されるHuber型半無限体の数値解析

〇廣瀬 清泰1、三上 浩2、河野 一資3、堀川 都志雄4 (1.井沢設計、2.三井住友建設、3.構造メンテ、4.大阪工業大学名誉教授)

キーワード:Huber型異方性体、半無限体、剛版、混合境界値問題、選点法

著者らは横等方弾性体の弾性定数間である条件が成立する場合(Huber型異方弾性体という)における変位関数を開発し,Fourier級数の調和解析法を活用して,弾性定数が鉛直方向に変化する層からなる半無限多層体の数値解析を行った.半無限体が剛版を介して載荷される問題は,応力境界の一部が変位規定される境界となる,いわゆる混合境界値問題に帰着する.本研究では半無限体表面と直交する鉛直軸まわりに対称性をもつHuber型異方性体が剛版を通して載荷される問題での剛版との接触条件に着眼し,上述の級数解法と選点法で構成される手法を用いて,半無限体の変位や応力の算出を試みる.

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