令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 道路橋床版の点検診断と長寿命化技術

道路橋床版の点検診断と長寿命化技術(3)

座長:塩永 亮介(IHI)

[CS8-19] 鉄道営業線上における高速道路橋梁のRC 床版下面からの補修施工

〇中島 一輝1、岩澤 秀光1、真有 祥太5、鈴木 真2、高野 晃佑3、神田 利之4 (1.西松建設株式会社、2.西日本高速道路 エンジニアリング関西株式会社、3.神戸電鉄株式会社、4.株式会社ケミカル工事、5.西日本高速道路株式会社)

キーワード:上面増厚工法、水平ひび割れ、洗浄、樹脂注入、床版補修工

本工事は、兵庫県神戸市北区有野町二郎に位置し、中国自動車道が神戸電鉄三田線を横架する供用後46年が経過する有野川橋ついて補修工事を行ったものである。本橋は経年劣化によるRC床版の損傷が確認されており、延命化のための補修を早急に実施することが求められていた。そこで、床版下面から補修を行う「Slab integrate工法」を採用し施工した。
 施工の結果、供用中の高速道路橋梁のRC床版を補修する国内初の取り組みではあったが、要求された基準値を満足し、かつ安全に実施することができた。

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