令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 道路橋床版の点検診断と長寿命化技術

道路橋床版の点検診断と長寿命化技術(3)

座長:塩永 亮介(IHI)

[CS8-22] J-ティフコムを用いた床版上面補修による延命化対策 施工編

〇三田村 浩3、芹沢 尚一1、平栗 一哉1、矢島 達郎2、高橋 邦輝2、牧野 大介3 (1.東日本高速道路、2.ネクスコ・メンテナンス関東、3.J-ティフコム施工協会)

キーワード:高速道路橋、RC床版補修、超緻密高強度繊維補強コンクリート、超早期硬化型

横浜新道法泉高架橋は,JR 横須賀線および東海道本線を跨ぐ箇所にあり,日交通量は10~12 万台で,大型車混入率は約2 割に達する.

点検の結果,速やかな補修が必要と判断されたが,鉄道跨線区間の床版であり,実施までに多大な時間を要することから,それまでの延命化対策として,打ち抜きや全厚修復を必要としないJ-ティフコムを採用した.

下り線P4-P5 間 736 m2 のRC 床版の補修工事は,21 時から翌朝4 時までの限定した施工時間となる中,AS 舗装切削,WJ,床版補修,AS 舗装舗設の全工程を実施するため,今回, J-ティフコムの超早期硬化型を適用し,実橋への試験施工を実施した.

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