令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 道路橋床版の点検診断と長寿命化技術

道路橋床版の点検診断と長寿命化技術(3)

座長:塩永 亮介(IHI)

[CS8-24] J-ティフコムで上面増厚した鋼床版の疲労耐久性向上効果(その1)

〇植田 健介1、三田村 浩1、青木 圭一、松本 高志、松井 繁之 (1.J-ティフコム施工協会)

キーワード:床版補修・補強、鋼床版、超緻密高強度繊維補強コンクリート、定点疲労載荷試験

近年,重交通路線では構造物の経年や交通量の増大および走行車両の大型化により20年程度経過した橋梁の鋼床版において疲労損傷が確認されている. 鋼床版の疲労損傷に対し,筆者らは高強度で流動性および材料分離抵抗性に優れ,外的劣化因子である水を遮断する超緻密高強度繊維補強コンクリート(J-THIFCOM)をデッキプレートに薄層で打ち込み合成鋼床版化して,発生応力の低減を図り,疲労耐久性を向上させる工法を開発した.本稿では,デッキプレートと本材料の付着特性を評価するため実施した定点疲労載荷試験の結果について報告するものである.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン