令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(1)

座長:太田 桂吾(応用技術)

[CS9-01] 鋼製梁の門型橋脚を有する鋼2径間連続I桁橋RC床版の振動モード抽出

〇美島 咲子1、木下 翔平1、葛西 茂1、高久 英彰2、樋本 智2 (1.日本電気(株)、2.東日本高速道路(株))

キーワード:固有モード、RC床板、2径間連続桁橋、鋼製梁の門型橋脚

RC床版の損傷評価指標として、振動モードが着目されている。地理的条件により橋梁構造はさまざまであり、例えば、中間支点が門型橋脚で支持された連続桁橋などがある。本報告では、実際の鋼製梁の門型橋脚を有する鋼2径間連続桁橋について、RC床版の振動モードの推定を試みた。結果、第一径間と第二径間がともにたわみ1次形状のモード、ならびに第二径間と第一径間がそれぞれたわみ1次とたわみ2次形状のモードを観測した。さらに、中間橋脚との連成モードが確認された。連成モードの形状と数値解析の形状とのMACは0.96であり、両者は類似した。この結果から、本橋梁のRC床版の振動モードを推定できることが示された。

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