令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(1)

座長:太田 桂吾(応用技術)

[CS9-03] プラスチック製光ファイバーを用いた線計測の可能性に関する研究

〇荒瀬 航1 (1.神戸大学)

キーワード:線計測、光強度、センシング

我が国の社会資本は,これから急速に老朽化が進むことが懸念される.その中でいかに効率的に維持管理・更新を行っていくかが問われている.本研究では低コストであるプラスチック光ファイバー(plastic optic fiber,略称POF)に注目し,POFの側面で状態変化(媒質,光量,色相)をセンシングする基礎実験を行い,POFを用いた線計測の可能性について検討した.
コイル状POFセンサー,波線状POFセンサー,側面発光ファイバーを用いることで,媒質の変化,光量の変化,色相の変化の検知が可能であった.線状で観測できることで,使用するPOFの長さが短縮され,様々な現場での活用が期待できる.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン