令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(2)

座長:石田 仁(五洋建設)

[CS9-41] 様々な歩道構造における3次元点群データを用いたバリア検出手法の検討

〇奈良部 昌紀1、佐田 達典2、江守 央2 (1.首都高速道路株式会社、2.日本大学)

キーワード:MMS、3次元点群データ、歩行空間、バリア情報

国土交通省は、ICTを活用した歩行者移動支援として、「歩行空間ネットワークデータ等整備仕様」を公表した。その中で歩行者移動支援サービスの提供には、歩行空間における歩道の段差や勾配などのバリア情報をあらかじめデータ化することが求められている。そこで本研究では、歩行空間のバリア情報を均質かつ効率的に整備する手法を構築し、様々な歩道構造の型式における段差や勾配などの歩行経路の状況を表すデータを効率的に収集することを目的とした。その結果、歩道の一般的構造に関する基準に照らしてバリア評価を行うことにより,歩道構造が異なる環境下においてもバリア検出が可能であることを明らかにした.

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