[CS9-42] UAVを用いた吹付のり枠工の出来形計測の報告
キーワード:i-Construction、のり面工、吹付のり枠、UAV、出来形管理
吹付のり枠工におけるUAVを用いた空中写真測量を用いた出来形計測について,計測精度の確認や作業の省力化について実証フィールドを用い実施した.検証の結果、吹付のり枠工の出来形計測についてUAVによる測量は,撮影方向をのり面正対とすることで国土交通省要領の準用が可能であった.枠の断面計測は,写真撮影について「0.5 ㎝/画素,90%ラップ」とすることで計測精度を確保できた.吹付のり枠工の面積計測では,-1~+2%程度の差で算出可能である.UAVの導入は、急傾斜地での現場作業時間の大幅な短縮が期待できる。作業約1500㎡の出来形計測に対し,UAVによる測量では,従来の5割程度の労力で完了した.
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