令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(2)

座長:石田 仁(五洋建設)

[CS9-44] トンネル切羽モニタリングに向けたミリ波高速イメージングレーダーの面的振動計測性能の確認

〇岩城 英朗1、多田 浩幸1、能美 仁2 (1.清水建設株式会社、2.アルウェットテクノロジー株式会社)

キーワード:トンネル切羽、モニタリング、非接触計測、ミリ波、高速イメージングレーダー

山岳トンネル工事における肌落ち・落石による死傷災害の防止対策として開発を行っているミリ波高速イメージングレーダーの,面的振動計測性能の確認を行った結果を示す.トンネル切羽を模擬した幅約5m高さ4mの壁面試験体の一部に振動および変位を加えたところ,振動の振幅および周波数の分布計測(面的計測)が可能であることを確認した.レーダー波長を超える変位が発生した箇所において発生した計測誤差の処理を今後の検討課題とし,併せて今後は実トンネルにおける連続計測に向けた検討を更に進めることとした.

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