令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(3)

座長:渡邊 武志(パシフィックコンサルタンツ)

[CS9-12] PC 箱桁橋の走行車両荷重を活用したモニタリングシステムの構築

〇河田 直樹1、横山 和昭2、鈴木 啓悟3、佐々木 栄一4 (1.西日本高速道路エンジニアリング関西、2.西日本高速道路、3.福井大学、4.東京工業大学)

キーワード:橋梁モニタリング、PC橋、活荷重計測、健全性把握

近年,構造物にセンサを設置し常時監視するモニタリング技術が注目されており,橋梁についても通過する車両の動的応答を計測し,その振動から求められるたわみやひずみなどから間接的に剛性を評価する試みが行われている.しかしながら道路橋の場合,そのような橋梁振動計測結果は,走行する車両の重量や走行位置によって大きなばらつきが生じるため,橋梁に生じる変状を分析するには,そのばらつきの特性を十分に把握する必要がある.本稿は,そのようなばらつき要因の一つである活荷重の状態を把握し,橋梁健全度を評価する新たな橋梁モニタリングシステムについて報告するものである.

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