令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(3)

座長:渡邊 武志(パシフィックコンサルタンツ)

[CS9-19] 路線バスを利用した道路状態等の情報収集に関する基礎的研究

〇矢部 明人1、宮本 文穂2 (1.株式会社 構造計画研究所、2.国立大学法人 山口大学)

キーワード:スマートシティ構想、路線バス、インフラ整備、道路状態、維持管理

近年,高度な情報通信技術を有効活用して,さまざまな社会活動により生み出されたデータを分析共有し,効率的な社会運営に役立てる活動が世界的に広まっている.それらのデータは「ソーシャルビッグデータ」と呼ばれ,より社会的なロスの少ない意思決定ができる環境「スマートシティ」を実現する重要なカギとなっている.本研究では,路線バスによる橋りょう変状検知技術を「インフラ整備」分野におけるスマートシティ構想実現に資する一つの情報収集手段として,路線バスの日常運行中に得られる後輪車軸の鉛直加速度から道路の状態と負荷,橋梁の変状に関するたわみ特性値を同時に収集し,有効活用する方法について検討した.

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