令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(3)

座長:渡邊 武志(パシフィックコンサルタンツ)

[CS9-20] 暴露実験による環境評価用水分センサの性能評価

〇中崎 豪士1、江里口 玲1、梅津 基弘1、久保 善司3、渡邉 晋也2 (1.太平洋セメント、2.施工技術総合研究所、3.金沢大学)

キーワード:モルタル、水分、モニタリング、静電容量、暴露試験、センサ

鉄筋コンクリート構造物の維持管理においては雨掛かり等による水分の影響の重要性が認識されており、今後コンクリート表面から浸透する水分の挙動やコンクリート内部の水分を定量的に把握するニーズがさらに高まるものと考えられる.著者らは実構造物への適用を目指しモルタル素材を用いた新たな水分センサを試作し,交流印加時の静電容量特性を指標としてコンクリートの水分量変化を捉えることを検討した.本報告では暴露実験により実環境での性能評価を行い、降雨に対応してセンサ特性が変化することが確認できた.

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