令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(4)

座長:中嶋 道雄(東洋建設)

[CS9-53] OSVとLPWAを併用した道路橋橋脚のモニタリングによる安全管理

〇近藤 桂二1、鏡原 聖史1、川尻 峻三2、中田 孝一3、阿部 勇治4、小泉 圭吾5 (1.(株)ダイヤコンサルタント、2.北見工業大学、3.北見市、4.(株)エーティック、5.大阪大学)

キーワード:自動計測、道路橋、傾斜計、光センサシステム、無線、モニタリング

近年,ゲリラ豪雨や線状降水帯などの異常降雨に伴う河川洪水の増大により,橋梁基礎が不安定化する事例が多く発生している.そのため,道路管理者は通常,災害の危険性が高まるような場合には,道路パトロールを強化するなどで対応している.しかしながら,夜間の場合,暗闇の中で橋梁の不安定化を把握するのは困難な場合が多いことや,道路パトロール者が現着する前に道路利用者(車両・人など)が通行する可能性もあり,現地での不測の事態に備えた対応も必要である.そこで筆者らは,自動計測システムで道路橋の変状を監視するとともに,道路利用者に危険性を認識させる方法について検討した

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