令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(5)

座長:小林 亘(東京電機大学)

[CS9-26] 光ファイバによるグラウンドアンカーの張力分布の常時計測

〇早坂 洋太1、曽我部 直樹2、今井 道男2、羽田 匡彦3 (1.リテックエンジニアリング、2.鹿島建設、3.沖電気工業)

キーワード:グラウンドアンカー、張力分布、常時計測、光ファイバ

グラウンドアンカーは,斜面内にPC ケーブルを挿入して,緊張,定着させることで地すべりを抑止する対策工である.PC ケーブルの張力によって斜面に作用する圧縮力の大きさが抑止効果の前提となるため,その維持管理においては張力の変動の有無やその大きさを計測し,設計で想定している範囲の変動であるかを評価することが重要である.これに対し,光ファイバによってPC ケーブルの張力分布を計測できる技術を開発し,グラウンドアンカーへの適用を進めてきた.ここでは,施工中における複数の仮設用グラウンドアンカーの張力の変動を,本技術で常時計測した事例について報告する.

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