令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(5)

座長:小林 亘(東京電機大学)

[CS9-29] POFセンサーを用いた地下鉄構造物のモニタリングに関する研究

〇増本 智紀1、芥川 真一1、伊藤 聡2、小西 真治2、今泉 直也2、榎谷 祐輝2、田中 大介2、水原 勝由3、町島 祐一4 (1.神戸大学、2.東京地下鉄、3.地域地盤環境研究所、4.レーザック)

キーワード:光ファイバー、維持管理、センシング、温度環境

現在地下鉄トンネルにおける漏水への対応は適切なトンネルの維持のため必要不可欠となっている.その対策として漏水検知の為に光ファイバーセンサーを用いて東京の地下鉄にてモニタリングを行った研究は,有用な結果を示した.しかしながら,1年半にわたる計測の中で計測データの長期的な変動が見られ,漏水検知で取得されたデータに影響を及ぼしていることが分かった.そのため本研究では長期間のデータの変動の要因についてセンサーの温度変化とセンサーの破損の二つを検討し調査することとした.結果として,温度変化による計測データの変動は少なくセンサーの破損による要因が大きいことが判明した.

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