[CS9-60] 監視カメラ画像を利用した噴火の自動検知
キーワード:画像処理、動体検知、監視カメラ、噴火、防災
桜島は活発な活動をしている都市圏に近い火山である。そのため、様々な観測によって噴火監視が行われている。最も一般的な観測は監視カメラ画像によるモニタリングであるが、噴火は目視等の人の判断を要するため、火山防災システムとの連携は限定的となっている。本研究では、火山防災の高度化を目指し、監視カメラ画像から自動で噴火の瞬間を捉える手法を開発した。混合ガウス分布モデルによる動体検知手法を応用した結果、202ケースの噴火動画による検知実験から、約90%で検知ができることを確認した。検知実験の結果から噴火判定基準式を導き、監視カメラ画像による噴火の自動検知ができることを確認した。
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