令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(7)

座長:今井 龍一(法政大学)

[CS9-34] QZSSのセンチメータ級測位補強サービスCLASを用いた固定測位実験から取得される測位解の特性に関する基礎的検討

〇杉山 海1、佐田 達典1、江守 央1 (1.日本大学)

キーワード:QZSS、CLAS、固定測位、測位解

QZSSが配信するセンチメータ級測位補強サービスCLASは高精度な衛星測位を実現するためのサービスであり2018年より運用が開始され、将来は測量等での利用が期待されている。本研究ではまず固定測位実験を通し、現段階での精度を評価したところ、使用可能な解と使用不可能な解の混在が確認された。そこで現場で利用するための使用可能な解の判別手法を検討する方針に至り、最初として、観測で取得される測位解の特性に関する基礎的な検討を試みた。本研究結果はあくまでも一例であるが、観測時間を20分毎で区切って検討した場合が最も安定して使用可能な解を判別することができることを示した。

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