Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第I部門

溶接・接合

Chair:Daisuke Uchida

[I-38] Simulation of Heating Correction in Fabrication of Steel Bridge Members

〇Yujiro Tokumaru1, Mikihito Hirohata1, Satoshi Mukawa2, Seiji Okada2, Koji Azuma3 (1.Osaka University, 2.IHI Infrastructure Systems, 3.Sojo University)

Keywords:Steel bridge, Heating correction, Deformation, Thermal-elasto-plastic-analysis

鋼橋部材製作に用いられる溶接接合は,多くの利点を有する一方で,溶接変形などの欠点も持つ.変形矯正作業の加熱矯正の入熱条件は熟練技術者の経験に依存している部分が多いが,近年では技術者数の減少など技術継承が課題とされている.このような背景から加熱矯正の鋼部材の力学的挙動を解明し,簡易化や効率化を実現するためのツールを構築することを念頭に,加熱矯正プロセスのシミュレーションの基礎的検討を実施した.本研究ではガスバーナーによる入熱モデルを検討するため,鋼板加熱実験とそのシミュレーションから炎の種類によって入熱量を変えるモデルを構築した,また構築したモデルを用いて実部材の加熱矯正の適用性を確認した.

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