骨組・骨組部材・薄肉構造・板

[I-131] THE EFFECT OF THE LOADING PATTERN ON THE ELASTOPLASTIC BEHAVIOR OF STAINLESS STEEL LONG COLUMNS WITH GUSSET PLATES

〇Shranay Sthapit¹, Atsushi Matsuo¹, Yui Iwasawa¹, Kiyoshi Ono¹, Takanori Onishi², Yasumi Shimura³, Yusuke Kobayashi⁴, Atsushi Shibuya⁴ (1.Waseda University, 2.Public Works Research Institute, 3.Japanese Society of Steel Construction, 4.Japan Bridge Association)

Keywords:Stainless steel, Lateral bracings, Cyclic loading, Monotonic loading, Load carrying capacity

近年,対傾構や横構の腐食損傷が多数報告されているため,耐食性の高いステンレス鋼をこれらの部材に用いることによって橋梁の維持管理コストの削減が期待されている.しかし,これを実現するには,耐荷力に関する実験データが不足している.対傾構及び横構の新たな設計方法を提案するために,本研究では,載荷パターンがステンレス製長柱の弾塑性挙動に与える影響に関するデータを収集することを目的として実験を行った.実験結果より,載荷パターンの違いがステンレス製長柱の弾塑性挙動に与える影響はほとんど見られなかった.また,道路橋示方書に規定されている耐荷力曲線によって評価できる可能性を示した.