令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

衝撃(解析)(1)

座長:永田 聖二(電力中央研究所)

[I-162] 鋼繊維補強無孔性コンクリート梁に関する弾塑性衝撃応答解析

〇山越 壮之助1、小室 雅人1、河野 克哉2、岸 徳光1、小亀 大佑2 (1.室蘭工業大学大学院、2.太平洋セメント)

キーワード:無孔性コンクリート、鋼繊維、耐衝撃性、衝撃応答解析、構成則

本研究では,鋼繊維補強無孔性コンクリート(PFC)梁の耐衝撃性挙動を適切に評価可能な数値解析手法の確立を目的として,弾塑性衝撃応答解析を実施した.ここでは,鋼繊維の架橋効果を合理的に再現するために,簡易的に鋼繊維をシェル要素でモデル化する手法について提案し,実験結果と比較することでその妥当性について比較検討を試みた.本研究により得られた結果を,以下に示す.1) 提案の解析手法を用いることにより,普通鉄筋を配置したPFC梁の耐衝撃挙動をほぼ適切に再現可能である;2) 一方,数値解析結果では,高強度鉄筋の効果を明確に確認できたものの,実験結果とは必ずしも一致していないことから,更に検討が必要である.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン