疲労(3)

[I-67] A Study on Fatigue Control Focusing on Wind Frequency Distribution in F-type Signpost

〇Naohide Arima¹, Shoichi Taga¹, Masahiro Kozuka¹, Masahiko Fukuyama² (1.Central Nippon Highway Engineering Nagoya Company, 2.Nippon Expressway Research Institute Company)

Keywords:Type of fitting, Nominal stress range, Nunber of Cycles, Weibull distribution

標識柱の基部で疲労き裂が発生し，き裂が進展・拡大すると，最悪の場合，標識柱が倒壊しお客様への安全をおびやかす可能性があり，疲労照査を検討することは重要である。本検討では，F 型標識柱における風速頻度分布に着目した疲労照査を検討した。具体的には，耐風設計便覧，既往の文献および気象庁のデータを用いて，３つの手法で推定した風速頻度分布の違いによる疲労耐久性の影響を検討した。結果，耐風設計便覧で推定した風速頻度分布が最も安全側の評価となる結果となった。既設の標識柱の疲労耐久性を評価する場合，対象地域の風速頻度分布を作成し，疲労損傷比の影響が大きい風速区間を合わせることが重要と考えられた。