Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

継手(4)

Chair:Kuniaki Minami

[I-103] An Investigation on Riveting by High Frequency Induction Heating Device

〇Daichi Suehiro1, Mikihito Hirohata1, Yosuke Okamoto2, Taishi Nakayama3 (1.Osaka University, 2.BMC, 3.West Japan Railway Company)

Keywords:Steel Bridge, Maintenance, Joint, Rivet, High Frequency Induction Heating

リベット接合が用いられている高経年橋梁の多くは外観や技術的な特徴から歴史的価値が認められている.このような高経年橋梁の保存のために,損傷したリベットを除去し,新たなリベットを打設する場合があるが,既存のコークスを用いた施工方法では現場での加熱作業や打設に関する安全性の確保などの課題がある.そこで,作業の安全性や施工の容易性の観点から,高周波誘導加熱(IH)によるリベット施工に注目する.既存の施工方法と異なる加熱方法でリベットを打設した場合,健全な継手を得ることができるか否か不明な点が多々ある.本研究では,IH装置によるリベット打設の可否を明確にするため,一連の基礎的検討を実施した.

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