令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

継手(4)

座長:南 邦明(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)

[I-104] リベットと高力ボルトを併用した継手の力学性状に関する基礎的研究

〇鷲見 俊哉1、判治 剛1、舘石 和雄1、清水 優1、長坂 康史2、竹渕 敏郎3 (1.名古屋大学大学院工学研究科、2.川田工業株式会社、3.MKエンジニアリング株式会社)

キーワード:リベット継手、高力ボルト摩擦接合継手、併用継手、降伏限界状態、終局限界状態

現在,鋼橋の継手部は溶接および高力ボルト接合が主流であるが,かつてはリベット接合が多く用いられてきた.一般に,リベットのゆるみや抜け落ちに対しては摩擦接合用高力ボルトによる取替え補修が行われる.この場合,荷重伝達機構の異なるリベットと高力ボルトが共存する併用継手となるが,それに関する研究は多くない.本研究では,リベットと高力ボルトの配置パターンを変えた併用継手に対する静的引張試験と有限要素解析を行い,配置パターンと併用継手の力学的挙動や限界状態の関係について基礎的検討を行った.

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