[I-106] 腐食部に対する不陸整正当て板補修の施工方法検討
キーワード:腐食、高力ボルト摩擦接合継手、エポキシ樹脂、すべり係数、リラクセーション
橋梁の鋼部材,主に鋼桁に発生した腐食損傷に対し実施している当て板補修は,腐食による断面欠損が顕著な場合に実施しており,ケレン(素地調整程度2種)実施後に凹凸部に樹脂を塗布し不陸整正を行った母材に対し,鋼部材をトルシア形高力ボルトにて接合している.この場合,樹脂を考慮しない高力ボルト摩擦接合として設計しているが,施工手順や使用する樹脂の特性等が荷重の伝達に影響すると考えられ,有効に機能しているかは不明であった.そこで,施工手順や使用する樹脂の違いによる各ケースにおいて試験を実施し,すべり係数,導入軸力に対するリラクセーション程度等の確認をすることで,最適な施工方法についての検討を行った.
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