令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

継手(4)

座長:南 邦明(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)

[I-107] 不陸整正当て板補修を行った腐食部の耐久性及び施工条件の検討

〇深谷 卓央1、平野 秀一1、日名 誠太1、山口 隆司2、内田 大介3、政門 哲夫4 (1.首都高速道路、2.大阪市立大学大学院、3.法政大学、4.日本エンジニアリング)

キーワード:腐食、樹脂、不陸整正、すべり試験、疲労試験、複合サイクル試験

腐食した鋼構造物に対する補修として,塗装または鋼部材による補修を行っている.腐食による凹凸がある場合は,樹脂による不陸整正を行った後に部材を設置している.既往の検討では,不陸整正を併用した高力ボルト摩擦接合継手の施工手順や素地調整程度、樹脂の違いによるすべり係数,リラクセーション特性等の確認を行っているが,課題は樹脂の長期耐久性,腐食状況の影響,不陸整正時の樹脂厚さの影響等の確認となっている.本稿では,上記課題に対して小型試験体による実験的検討を行い,不陸整正当て板補修の耐久性等について検討した結果を報告する.

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