令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持管理(耐荷性能)

座長:石川 敏之(関西大学)

[I-136] 既設鋼橋の耐荷力評価のための荷重に関する一考察

〇趙 清1、池端 信哉2、仙田 寛隆3、松井 喜昭4 (1.川田テクノシステム、2.中日本高速道路、3.コスモ技研、4.日本ファブテック)

キーワード:耐荷力、照査荷重、ロードレーティング、合成桁、鈑桁

新旧設計荷重と,実測された車両荷重をモデル橋梁に載荷し,それらが橋梁に与える影響を比較することにより,既設橋梁の耐荷力評価のための荷重設定に関する検討を行った.支間長の違うモデルを使用して,設計荷重と実測荷重を載荷させた場合の比較を行い,それぞれの荷重の影響を確認した.既設橋梁の耐荷力を評価する場合,特に腐食による断面減少等の何らかの変状のある橋梁の耐荷力を評価する場合は,設計荷重とは異なる適切な荷重を設定する必要がある.今後は,諸外国のロードレーティングの考え方も参考にしつつ,耐荷力評価のための荷重に関する検討を進めていきたいと考えている.

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