[I-138] Effect of out-plane deformation of web and lower flange on torsional capacity of steel box-girder bridge after fire
Keywords:Fire, Steel box girder bridge, Torsional capacity
火災後,鋼橋を構成する材料の強度低下が構造性能に及ぼす影響として,これまでに,鋼コンクリート合成I桁橋を対象に曲げ剛性,トラス橋を対象に伸び剛性に着目した実験および解析を行ってきた.しかし,近年の橋梁における火災事例を振り返ると,箱桁橋の桁下において,工事中の失火などを要因とする事例も見受けられる.ねじり剛性の高い箱桁橋は長支間や曲線橋等に適用されるが,火災後,下フランジあるいは腹板が面外変形し,ねじり剛性が変化することが懸念される.本稿では,鋼箱桁橋を対象に,火災による熱影響として,鋼の強度低下,腹板および下フランジの面外変形量がねじり耐荷力に及ぼす影響を検討した結果について報告する.
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