溶接･接合

[I-44] Relationship between Shear Strength and Contact Pressure of the Adhesion Joint on Inorganic Zinc-Rich Paint Surface

〇Takuya Kamino¹, Takashi Fujimoto², Takashi Yamaguchi¹, Yasumoto Aoki³, Shinsuke Akamatsu⁴, Hisakazu Horii⁵ (1.Osaka City Univercity Graduate School, 2.Yokogawa Bridge Corp, 3.Hanshin Expressway Co. Ltd., 4.Hanshin Expressway Technology Center, 5.Konishi Co. Ltd.)

Keywords:inorganic zinc-rich paint, adhesive, contact pressure, hybrid joint

高力ボルト摩擦接合を用いた当て板補修では腐食部に不陸調整のため接着剤を塗布する場合がある．このような摩擦接合と接着剤の接着接合を用いた併用接合継手のすべり耐力は通常の摩擦接合に比べて高いことが報告されている．本研究は接合面圧を受ける接着接合のせん断強度とその摩擦抵抗力の関係を明らかにするため,接合面圧をパラメータとした無機ジンク面を有する接着および摩擦接合試験体のすべり試験を実施した．その結果，接合面圧が低い場合，接着接合のせん断強度は摩擦接合以上であった．一方，接合面圧が一定以上作用すると接着剤と無機ジンクの凝集破壊するため接着接合のせん断強度は摩擦接合と同程度になる可能性が示された．