令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

免震・制振(1)

座長:武田 篤史(大林組 技術研究所)

[I-181] オゾンクラックを模擬した超高減衰ゴム支承の性能評価 その2 劣化を模擬した超高減衰ゴム支承に対する実験的検討

〇稲荷 優太郎1、丸山 健司2、神田 智之2、中村 昌弘2 (1.高速道路総合技術研究所、2.ブリヂストン)

キーワード:橋梁、ゴム支承、オゾンクラック、超高減衰ゴム支承

近年,供用中のゴム支承においてオゾン劣化によるひび割れ発生事例や,地震により損傷したゴム支承がゴムと内部鋼板の界面及びその付近で破断していたことが報告されている.これらの経年劣化と考えられる変状が発生した際の対応要否を検討するため,経年劣化したゴム支承の残存耐力を把握する必要がある.本検討ではゴム支承の経年劣化が性能に及ぼす影響を確認する為に,経年劣化として,ゴム支承表面のひび割れを模擬した超高減衰ゴム支承に対して性能確認試験を行った.試験の結果,片側ひび割れ比率が大きいほど破断ひずみが低下すること,一次形状係数が小さいほど破断ひずみが低下することがわかる.

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