令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁一般(設計)(1)

座長:斉藤 雅充(公益財団法人 鉄道総合技術研究所)

[I-202] 長大支間長を有する馬桁付連続合成桁の馬桁部上下部一体化の検討

〇井上 翔1、筒井 康平1、横山 秀喜1、斉藤 雅充2、土橋 亮太2 (1.独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)、2.公益財団法人 鉄道総合技術研究所(鉄道総研))

キーワード:整備新幹線、上下部一体、合成桁、馬桁、非線形スペクトル、3次元動的解析

鉄道構造物における長大支間長を有する馬桁付連続合成桁について,馬桁部の支承のコスト縮減や維持管理性の向上を目的に,中間支点となる橋脚と馬桁の支承を省略した上下部一体構造の適用性を検討した.本稿では,馬桁の構造系がラーメン構造となった影響について,静的解析および3次元動的解析によって,断面力の大きさや発生位置の変化,せん断スパンの変化による部材断面等への影響を確認した.その結果、静的解析では中間橋脚の断面増および基礎構造の変更を行う必要がある結果となったが,3次元動的解析の結果,2次元静的解析と比べて応答値が大幅に低減し,構造合理化の余地があることを確認した.

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