Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

橋梁一般(設計)(1)

Chair:Masamichi Saito(Railway Technical Research Institute)

[I-204] Trial Design and Economical Efficiency of Super Long Multi-Span Suspension Bridge with Center Span Length of 3000m

〇Shingo Iwashita1, Hitoshi Nakamura1, Kuniei Nogami1 (1.Tokyo Metropolitan University)

Keywords:Long Span Bridge, Suspension bridge, Multi-Span, Economics

吊橋の長大化に際しては,支間を拡大するほかに,吊橋を連続して繋げる方法が考えられる.後者の方法として,従来は3径間吊橋の重連形式が採用されていたが,2000年代以降,新たな構造形式として多径間吊橋が採用されるようになった.多径間吊橋の利点は中間アンカレイジが不要となることであるが,活荷重が一方の主径間に偏るとたわみやすい特性を有する.この特性については,主塔の剛性向上とケーブルスリップの問題を克服したうえで,近年,支間1000m前後の4径間吊橋が複数完成している.本検討では支間の長大化傾向を踏まえ,支間3000mを有する3,4,5径間吊橋の試設計を行い,その経済性について比較検討を行った.

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