[I-205] 鋼補剛箱桁のせん断遅れ効果に関する解析的研究
キーワード:補剛箱桁、せん断遅れ、応力集中、マルチメッシュ外挿法
初等梁理論では,桁に生じる橋軸方向直応力はフランジ内で一定である.しかしながら,フランジ幅が広くなると,フランジ内での橋軸方向直応力の変化は無視出来なくなり,フランジとウェブの接合部で最大となる.この現象はせん断遅れと呼ばれ,多くの研究者により研究されているが,既存の報告では結果にかなりのばらつきが見られる。そこで,本研究では補剛箱桁を対象に,マルチメッシュ外挿法を用いて,複数の載荷条件でせん断遅れの影響について検討を行う.また,本研究の数値解析結果よりせん断遅れによる応力集中係数に関する算定式を提案する.
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