令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

耐風・風工学(1)

座長:木村 吉郎(東京理科大学)

[I-227] 風車支持構造物に作用する風と地震の組み合わせ荷重の数値予測 その2 分離解法による最大荷重の予測

〇飯田 芳久1、石原 孟1 (1.東京大学大学院工学系研究科)

キーワード:風荷重、地震荷重、分離解法、SRSS法、ベクトル和

風荷重と地震荷重を別々に計算し,2つの荷重を組み合わせることにより最大荷重を分離解法から予測した.ブレードとナセルの質量分布を再現する多質点モデル(SLM)を用いて求めた最大荷重は,空力減衰の空間分布を考慮することにより,連成解法による最大荷重と一致する結果が得られた.ブレードとナセルの質量分布を1質点に集約する集中質量モデル(ALM)は最大荷重を過大評価している.運転時における風荷重と地震荷重のベクトル和および緊急停止時ににおける風荷重と地震荷重のSRSS法による合成値は,連成解法の結果とよく一致した.

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