令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

耐風・風工学(1)

座長:木村 吉郎(東京理科大学)

[I-229] 数値流体解析とウェイクモデルを用いた複雑地形上におけるウィンドファーム内の風速と発電量の予測その2 実ウィンドファームにおける予測精度の検証

〇鈴木 柚香1、銭 国偉1、宋 雲鵬1、石原 孟1 (1.東京大学大学院工学系研究科)

キーワード:数値流体解析、ウェイクモデル、複雑地形、ウィンドファーム、風速予測、発電量

本研究その2目的は,実際の複雑地形上の発電所内の発電量を精度良く予測することである.日本の陸上発電所内では地形や建物・植生の影響を受けて風況が空間的に大きく変化する.加えて風車後流側では風車の影響を受けて風況が変化する.そこで,地形や建物・植生の影響を考慮することのできる数値流体解析と,風車後流の影響を考慮できる風車後流モデルを用いたハイブリッド手法を用いて実際の陸上発電所内の風況予測と発電量評価を行った.観測された風況と発電量と比較することで,実際の複雑地形上の発電所において高精度に発電量予測ができることを示した.

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