令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持管理(一般)

座長:谷口 望(前橋工科大学)

[I-241] 疲労き裂の進展に伴う面外ガセット溶接継手の残留応力再配分に関する解析的検討

〇益田 裕太1、判治 剛1、舘石 和雄1、清水 優1 (1.名古屋大学)

キーワード:面外ガセット溶接継手、残留応力、再配分、疲労き裂

溶接継手から生じた疲労き裂は溶接による残留応力場を進展する.その際,き裂の進展に伴って残留応力が再配分され,残留応力場は変化する.これまでに,CTおよびCCT試験片や,板幅に比べ板厚が大きなT字溶接継手により,き裂進展に伴う残留応力の再配分挙動が検討されている.一方,鋼橋に生じた疲労き裂のほとんどは表面き裂であり,表面き裂が進展する際の板幅方向や板厚方向の残留応力再配分についての検討事例はほとんどない.そこで本研究では,面外ガセット溶接継手のまわし溶接部から発生した表面き裂を対象とし,それが進展した際の残留応力場の変化を解析により検討した.

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