Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

免震・制振(2)

Chair:Akihiro Toyooka

[I-190] Development of Inerter System Applied for Seismic Reinforcement of Steel Bridge- Application of Resonator Mechanism -

〇Jun Hirai1, Toshihiro Noguchi1, Kohju Ikago2, Hidenori Kida3 (1.MM BRIDGE CO., LTD., 2.TOHOKU UNIVERSITY, 3.ASEISMIC DEVICES CO., LTD.)

Keywords:Structural Control, Seismic Reinforcement

著者らは、これまでに無い大ストロークを有する橋梁の制震デバイス実現を目指して、慣性接続要素(Inerter)に着目した。また、Inerterを橋梁に適用する際に課題となるボールねじの製作長さ限界といった問題を解消すべく、ねじりばねの役割をもつ「回転動増幅機構」を新たに考案し、Inerter機構への導入を提案する。本報では、回転動増幅機構の要素試験を行うことで、本機構のInerterへの適用性を検討した。これにより、本機構を導入することで、ボールねじ機構によって生じる回転運動に対して、デバイス振動系を同調させることが可能であると示され、Inerterの適用性拡大の可能性が示唆された。

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