Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

免震・制振(2)

Chair:Akihiro Toyooka

[I-191] Development of inertial mass damper for application to bridge-Demonstration of feasibility of principle of rotating dynamic resonator-

〇TOSHIHIRO NOGUCHI1, Jun Hirai1, Koju Ikago2, Hidenori Kida3 (1.MM bridge, 2.Tohoku University, 3.Aseismic Devices)

Keywords:Bridge, Seismic Reinforcement, Structural Control Device, Inerter, Rotating Ddynamic Resonator, Model Experiment

著者らは、新たに「回転動増幅機構」を考案し、それをInerter機構に導入することを提案している。本研究では、本機構の原理成立性を実証するために、模型実験および試験対応解析を行った。模型実験においては、本機構を導入したInerterが従来のInerterと比べて、主系の応答変位を同程度に低減できることを確認し、また、その際のボールねじナット部変位の最大値は、従来に比べて概ね半減していることが認められた。試験対応解析においては、実測値と解析結果で、主系の制震時応答変位に有意な差はみられないことを確認した。したがって、実験的・解析的アプローチにより本機構の原理成立性を実証できたといえる。

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