Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

免震・制振(2)

Chair:Akihiro Toyooka

[I-194] Shape analysis of cracks generated in rubber bearing due to ozone deterioration

〇Enomoto Teruhisa1, Akihisa Shioi1, Daigo Yamamoto1, Takehiko Himeno2, Shimizu Kazuhiro2 (1.Doshisha University, 2.Kawakin Core-Tech)

Keywords:Bridge, Rubber bearing, Covering rubber, Ozone deterioration

近年,橋梁に導入されている免震用積層ゴム支承の表面に亀裂が発生しているとの報告がなされており,ゴム支承の耐久期間を定量的に評価するため,亀裂深さの推定方法の確立が求められている.本研究では,ゴム支承表面から観測可能な亀裂幅,亀裂長さより亀裂深さを推定するため,亀裂の形状解析を行い,それらの相関関係,並びにゴム試料の劣化条件と亀裂深さの関係性について検討することで,亀裂深さの成長に関する特徴を明らかとすることを目的とした.その結果,経時で既存の亀裂が成長する場合,亀裂深さはオゾン濃度に関係なく時間の対数値に比例し,一方で,亀裂幅,亀裂長さと亀裂深さの定量的関係を得ることは難しいことがわかった.

Please log in with your participant account.
» Participant Log In