令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁一般(設計)(2)

座長:佐藤 歩(首都高速道路)

[I-210] 曲線半径R=100mを有する鋼連続合成箱桁橋におけるFEM解析によるそりねじり応力の影響評価に関する一考察

〇白川 祐太1、上田 浩章1、桑原 賢二2、小西 孝治2 (1.八千代エンジニヤリング株式会社、2.国土交通省近畿地方整備局神戸港湾空港技術調査事務所)

キーワード:H29道示、そりねじり応力、鋼コンクリート合成床版、FEM解析

対象橋梁は、予備設計において鋼連続非合成箱桁橋が採用されていた。鋼橋の完全非合成桁の規定は平成29年道路橋示方書において記載がないため、本業務では完全活荷重合成桁を採用した。ただし、R=100mの曲線半径を有するため、合成桁の曲線による床版への影響(そりねじり応力)に対して十分検討する必要がある。そこで、本業務ではFEM解析を用いてそりねじり応力の影響を直線モデルと曲線モデルの比較で評価した。その結果、直線モデルと曲線モデルで床版に発生する応力の差が小さいため、そりねじりの影響は小さいことがわかった。

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